マサオのシネマ日記 since2024

介護付老人ホームに入居中。DVDで毎日一本ずつ映画を鑑賞してます。

2024-10-01から1ヶ月間の記事一覧

「ショーシャンクの空に」

「ショーシャンクの空に」を見た。 感動した。 刑務所の受刑者が主人公だが、よくこんなに面白い物語を考えつくものだ。 原作者のスティーブン・キングは凄い。 さすがだ! 刑務所での生活。 執念の脱獄。 主人公を陥れた悪徳所長の不正を暴くという結末は爽…

「トロイ」

「トロイ」を見た。 有名な〝トロイの木馬〟のトロイア戦争を描いた歴史劇だ。 盲目の吟遊詩人・ホメロスの叙事詩といわれるが、史実ではないとも伝えられていた この説を覆したのが、シュリーマンだ。 彼の発掘調査によって、トロイが実在した町であること…

「猿の惑星・創世記 ジェネシス」

「猿の惑星・創世記 ジェネシス」を見た。 さすがシリーズ最高傑作だ。 創世記とはギリシャ語で、〝ゲネシス=起源〟という意味である。 地球が猿の惑星になった起源を見事に描いている。 アルツハイマー症の新薬によって猿の知能が発達したという設定は、あ…

【私信】 映像の世紀 第5集 世界は地獄を見た 無差別爆撃、ホロコースト、原爆

「映像の世紀 第五集・世界は地獄を見た」 ようやく戦争が終わった。 死者は約6500万人。 そのうち4000万人が無防備な市民だった。 何故、戦争をしたのか? もはや意味さえ分からない。 この章では第二次世界大戦の末期が描かれている。 ヒトラーのパリ入場。…

「マーダーボール」

「マーダーボール」を見た。 原題を直訳すると「殺人球技」だ。 ローマ時代の戦士がコロセウムで死闘するような名前だが〝車椅子ラクビ―〟のことである。 この映画はカナダとUSAの車椅子ラグビー選手を中心に追いかけているドキュメンタリーだ。 選手一人ひ…

「イリュージョニスト」

「イリュージョニスト」を見た。 イギリスとフランスの合作アニメーション映画だ。 セリフも少なく、ストーリーが良く分からなかったが、 老手品師と彼を何でも叶えてくれる魔法使いのように慕う少女の物語のようだ。 二人がやって来たのはパリの劇場。 観客…

「ジョゼと虎と魚たち」

「ジョゼと虎と魚たち」を見た。 原作・田辺聖子 脚本・渡辺あや 二人の女性が紡いだのは、胸がつまるラブストーリーだった。 足が悪く歩けないジョゼ。 最初は同情から恋が始まったのかもしれない。 しかし、いつしか彼女がかけがえのない存在になっていく…

「ワンダーウォール」

「ワンダーウォール」を見た。 面白かった。 京都の大学の学生寮が舞台になっているが、話が実話ポイ。 年代も最近のことだ。 寮の取り壊しを巡り、学生と大学が対立するが合意することは無い。 両者には壁(ウォール)があるのだ。 ベルリンの壁は崩れた。 …

「天然コケッコー」

「天然コケッコー」を見た。 面白いと思うのだが、少女漫画の世界感が溢れていて、正直、戸惑った。 漫画家・くらもちふさこの少女漫画が原作である。 舞台は島根県浜田市。 小学校と中学校が同じ校舎で、全校生徒は7人という学校だ。 中学生は幼い少女のお…

「ジャック」

「ジャック」を見た。 心にしみるファンタジーだ。 人より4倍のスピードで細胞分裂が進む少年 ジャックは、人より早く生まれ、成長も速い。 物語は40歳の身体を持つ10歳のジャックが学校に入る所から始まる。 子供たちから見たら自分の親と同じオジサンだ。 …

「レナードの朝」

「レナードの朝」を見た。 これは真実の物語である。 …1969年ブロンクス…とクレジットされ映画は始まる。 まだ50年ちょっとしかたっていない。 〝嗜眠性脳炎〟という病気で脳や身体の機能が止まってしまった患者と精神科医の物語だ。 こんなことがあったのか…

「猿の惑星:新世紀 ライジング」

「猿の惑星:新世紀 ライジング」を見た。 良かった。 最後は泣いてしまった。 それにしてもアメリカ映画は凄いなあ、 こんな世界を映画化出来るんだ。 CG、特殊メイク、美術…今だから生まれた作品だ。 第一作目の「猿の惑星」は猿が支配する惑星だと思った…

「ジュラシックワールド 炎の王国」

「ジュラシックワールド 炎の王国」を見た。 面白かった。 ジュラシックパークシリーズ何作目の作品になるのだろう? 最初見た時は際物映画だと思ったが、長く続く名作シリーズになった。 この作品が完結編になるのかなあ。 非常に示唆に富むストーリーにな…

【私信】 映像の世紀 第2集 大量殺戮の完成 塹壕の兵士たちはすさまじい兵器の出現を見た

「映像の世紀第二章・大量殺戮の完成」を見た。 第一次世界大戦の時代を解説している。 スピルバーグの映画『戦火の馬』が描いた時代だ。 これまでは馬による突撃で決まっていた戦場に機関銃が持ち込まれたのだ。 それに対抗するように塹壕戦となるが、今度…

【私信】映像の世紀・第一次世界大戦・第一部 AIカラー映像 〜 百年の悲劇はここから始まった 〜

「映像の世紀・第一次世界大戦 第一部」を見た。 途中、音声が消えたり、画面がフリーズしたりするが、我慢して見てほしい。 〝百年の悲劇はここから始まった〟とサブタイトルにあったが、そうなのだろう。 この戦争が新たな戦争や紛争を生み出している。 ナ…

【私信】映像の世紀・第二次世界大戦 第一部 AIカラー映像 ~世界は地獄を見た 無差別爆撃、ホロコースト、原爆~

「映像の世紀・第二次世界大戦」を見た。 まだ見てないなら、ぜひ見てほしい。 凄い! 映像の貴重さは勿論なのだが、驚くのは〝カラー映像〟なのだ。 キャプションに【AIカラー映像】とあるから、白黒映像をカラーに再現したのだろう 色の着いた動くヒトラー…

【番外編】 NHK BS「呑み鉄本線日本旅」鹿児島・指宿枕崎線

「呑み鉄本線日本旅・指宿枕崎線」を見た。 舞台は北海道から鹿児島に変わったが、六角さんは相変わらずの〝呑み鉄〟ぶりだ。 鹿児島といえば〝芋焼酎〟。 早速蔵元へ行き、焼酎の製造工程を見学する。 今回の旅はただ飲むだけではなく、焼酎にまつわる知識…

【番外編】 NHK BS「呑み鉄本線日本旅」北海道・留萌本線

「呑み鉄本線日本旅」を見た。 NHKの番組だ。 役者の六角精児が全国のローカル列車に乗って旅をする紀行番組である。 しかし、旅先は観光客が押寄せるような観光地ではない。 今回見たのは〝北海道・留萌本線〟だ。 旅人・六角精児はとにかくよく酒を呑む。 …

「ハーブ&ドロシー」

「ハーブ&ドロシー」を見た。 現代アートのコレクターとして有名なボーゲル夫妻のドキュメンタリーだ。 若い頃からアート作品を収集しているのだが、決して〝金持ちの道楽〟で始めた訳ではない。 自分たちの収入に見合った価格の物をこつこつと買い溜めて来…

「クライマー パタゴニアの彼方へ 」

「クライマー〜パタゴニアの彼方へ〜」を見た。 あまりにも自分とかけ離れた世界に圧倒された。 舞台は世界中のクライマーを魅了するパタゴニアのセロトーレだ。 この映画は、難攻不落と言われた絶壁に挑んだ男たちのドキュメンタリーである。 初登頂を果た…

「 180°south 」

「180°south」を見た。 この映画はドキュメンタリーのようだったが素晴らしい作品だった。 南米のパタゴニアを目指す旅が描かれているが、その風景が雄大だ。大きなスクリーンで見たかった. 旅の途中に寄港したイースター島も美しかった。 波の美しさは絶品…

「プライズ〜秘密と嘘がくれたもの〜」

「プライズ〜秘密と嘘がくれたもの〜」を見た。 アルゼンチンが舞台となっている秀作映画だった。 政治のことはよく知らないが、いつの世も〝大人の都合に子供が振り回される〟のだろう。 主人公は、ブエノスアイレスから逃げて来た母娘。 冬枯れた浜辺を少…

「ブリグズビー・ベア」

「ブリグズビー・ベア」を見た。 正直言ってよく分からなかった。 不思議なシェルターに住んでるし、外に出る時はガスマスクを着けてるし、 小さい頃に誘拐されて、今の両親は本当の親ではないし…分からない事だらけだ。 【ブリグズビーの着ぐるみ】で映画を…

「明日に向かって撃て!」

「明日に向かって撃て!」を見た。 若い頃から何度も見た大好きな映画だ。 〝西部劇〟の顔をしてるが、紛れもない〝青春映画〟だ。 主人公のブッチ・キャシディとサンダンス・キッドは、実在の列車強盗だ。 映画は、二人の実写フィルムから始まる。列車強盗…

「 旅 情 」

「 旅 情 」を見た。 アメリカ人の女性が夢見る〝ロマンス〟をカタチにしたら、こんな物語になるのだろう。 一人のキャリアウーマン風の女性がベニスにやって来る。 彼女にはすべてが〝おとぎの国〟に見えている。 アメリカには無い風景だ。 彼女は、ここで…

「ガープの世界」

「ガープの世界」を見た。 もう40年以上前になるが、初めて見た時に衝撃を受け、大好きな映画になった。 様々なテーマを扱いながら、最後まで魅せるストーリーに感動したことを覚えている。 脚本はスティーブ・テシックだ。 この映画を見た後、スティーブ・…

【番外編】 NHK「JAPAN CUP 2024 チアリーディング日本選手権」

NHK「JAPAN CUP 2024 チアリーディング日本選手権」を見た。 チアリーディングという競技があることは知っていたが、こんな大会があり、 小学校、中学校、高校、大学、社会人という幅広い層に拡がっているとは思わなかった。 いっそ五輪種目になったら良いと…

「遠い空の向こうに」

「遠い空の向こうに」を見た。 泣けた。 素晴らしい映画だ。 実話を元にした物語だそうだが、こんな夢が実現できるアメリカは問題も多いが素晴らしい国なのだろう。 物語は1957年10月4日に始まる。 ソ連が人類初の人工衛星スプートニクの打ち上げに成功した…