マサオのシネマ日記 since2024

介護付老人ホームに入居中。DVDで毎日一本ずつ映画を鑑賞してます。

2024-06-01から1ヶ月間の記事一覧

「ロッキー・ザ・ファイナル」

「ロッキー・ザ・ファイナル」を見た。 いくつになっても、チャレンジの心を忘れない、というアメリカ人好みの映画だ。 息子との会話が説教臭いが良しとしよう。 マイク・タイソンが出てたなぁ。 実はロッキーが亀を飼ってるシーンを見た時にタイソンの事を…

「ロッキー」

「ロッキー」を見た。 泣かせるねえ。 アメリカは自由と平等の国だから誰にでもチャンスが与えられる。 まさにアメリカンドリームを謳ったアメリカ人好みの映画だった。 監督・脚本はスタローン。彼はこの作品でスターとなり、アメリカンドリームを実現した…

「リトル・ランボーズ」

「リトル・ランボーズ」を見た。 面白かった。 〈世界中のすべての映画少年たちに捧ぐ〉という献辞が入りそうな映画愛にあふれる作品だった。 映画「ランボー」をモチーフに見事な青春ドラマに仕上がっている。 アメリカ映画ではなく英仏合作映画というのが…

【番外編】坂本龍一「僕はあと何回、満月を見るだろう」

坂本龍一の遺作「僕はあと何回、満月を見るだろう」を読んだ。 DVDを見てたので、気付く事が多かった。 www.nhk.jp もし見てなかったら、分かりにくい文章もあったと思う。 反対にあの映像には、こういう意味があったのかと分かった事も多かった。 これは彼…

「冒険者たち」

「冒険者たち」を見た。 2回目、やはり好きだなあ。 フランス映画は僕に合ってるようだ。 早く「ル・アーブルの靴磨き」*フィンランド映画 を見たいが、まだ来ない。 明日かなあ? パリへは2度行った事がある。 仕事で行き撮影もした。 カメラは現地クル…

「戦火の馬」

「戦火の馬」を見た。 泣けた! スピルバーグ作品には感動させられるなぁ。 主人公の馬が凄い。 人間なら名演というのだろうが、馬に名演技でもないしね。 舞台は第一次大戦かな?当時はこんな戦いだったんだなあ。 ジャンル的には戦争映画だが、悲壮感はまっ…

「マッドマックス 怒りのデスロード」

「マッドマックス怒りのデスロード」を見た。 全く興味のない世界。 2回見ようとは思わない。 マッドマックスというシリーズになるぐらいだから、面白いという人がいるのだろうが僕の趣味ではない。 難しい解説を加えるなら、生存競走に勝ち残ってきたホモ…

「キリマンジャロの雪」

「キリマンジャロの雪」を見た。 素晴らしい! 僕は改めて、フランス映画が好きだと実感できた。 見る前に検索したのだが、グレゴリー・ペック主演のアメリカ映画の情報だった。 見始めるとフランス映画ではないか! おかしいな?と思ったが… いつしかフラン…

「ブリッジ・オブ・スパイ」

「ブリッジ・オブ・スパイ」を見た。 さすがお勧め映画だ。 映画的醍醐味を堪能させてもらった。 時代は1957年、史実と字幕にあったので米ソ冷戦下の安直なスパイ映画と思ったが、この時代を見事に描いていた。 ベルリンの壁が作られて行くシーンなんて始め…

「ドレスデン運命の日」

「ドレスデン運命の日」を見た。 ドレスデンと聞いて思い出すことがあらる。 貴兄が前に送ってくれた文庫本 須賀しのぶ著「革命前夜」だ。 この本にドレスデンに音楽留学する日本人男性ピアニストがいた。 それで、大介の事を想い、更に大介のピアノの先生は…

「ロボジー」

「ロボジー」を見た。 設定がユニークで面白かった。 誰にも期待されない老人の悲哀も描かれていた。 働きたくても求人も無い、昼間からカップ酒を呑む。リアルだなあ〜! しかし、年金ぐらしのジイサンとはこんなモノだ。 まだ働いているジイサンたちに敬意…

「海炭市叙景」

「海炭市叙景」を見た。 タイトルを見て、中国の映画と思っていた。 僕は映画に意味を求め過ぎなのかもしれないが、よく分からん映画だった。 知らない街で、知らない人びとが僕には関係ない話をしているという感じかな… 酔っ払いが「お前には関係ねー」と叫…

「アラビアのロレンス」

「アラビアのロレンス」を見た。 超大作スペクタクル歴史劇と呼ばれるにふさわしい。 前半は、美しい砂漠の風景に目を奪われる。 ロレンスは砂漠に住む多くの部族を率いて、第一次大戦下のオスマントルコと戦い、英雄となる。 戦闘地にアカバという港町が出…

「チャーリング・クロス街84番地」

「チャーリング・クロス街84番地」を見た。 全く知らなかったが、面白かった。 DVDの盤面イラスト(映画のポスター?)に手紙が入っていたが、 その郵便の消印が、ニューヨーク1959.11.20とある。 だから、手紙がキーワードなのかと思い見始めた。 物語り…

「ゴッドファーザーPartⅡ」

「ゴッドファーザーPartⅡ」を見た。 劇場で封切を見たと思うが、全く記憶にない。 こんなに悲しい映画だったのか… 主人公のコルレオーネ一家は、かつてローマ帝国のように栄えていたというセリフがあったが、 まさにローマ帝国が滅びた様にコルレオーネ一家…

「荒野の決闘」

「荒野の決闘」を見た。 たぶん初めて見たと思うのだが、この映画のことで知っている事が多い。 ワイアット・アープ、ドグ・ホリデーの名は知っていた。 OK牧場の名も知っている。 ガッツ石松のギャグにもOK牧場というのがあった。 主題歌の「愛しのクレメン…

「Wataridori」

「Wataridori」を見た。 圧巻の映像の数々、これってCGかと疑いたくなる実写の連続だ。 周りの鳥たちもカメラの存在を意識していない。 こいつは仲間だと思ってるのだろう。 群れをなし飛ぶ姿、隣にいるかのように飛ぶ姿、カメラは一羽の鳥になり、大陸を渡…

「ブラス」

「ブラス」を見た。 イギリスの炭鉱モノの映画なので、「わが谷は緑なりき」を先に見た。 いやぁ~面白かった。 早速、調べると、実話がベースらしいね。 ブラスバンドの発祥も、イギリスらしいし。 こんな実話が眠ってるのもすごいことだ!

「シャクルトン」

「シャクルトン」を見た。 僕は、その名を知らなかったが、スコットやアムンゼンと同時代に活躍した探検家だという。 DVDを見終わってから調べて、初めて知った。 南極の雄大な風景が素晴らしい。 さすがにイギリス映画だ。 国の英雄を大いに称えている。 長…

「わが谷は緑なリき」

「わが谷は緑なリき」を見た。 まさに名作だ! 泣けた! 日本人の僕が泣けるのだから、移民の子供であるアメリカ人たちは感動するだろう。

「死ぬまでにしたい10のこと」

「死ぬまでにしたい10のこと」を見た。 深いテーマだ。 なかなか自分のこととして、考えが浮かばない。 いつかは、何をしたいかを考えておかなければならないのだろう。

「団地」

「団地」を見た。 面白かった。 さすがW座モノだ。 W座からの招待状 | WOWOWオンライン 冒頭、ラジオ「ありがとう浜村淳です」で始まるので関西の話だとわかり、微笑ましい。最後に宇宙船が出てきてSF的に終わる不思議な映画だ。 ((WOWOWの「W座への招待状…

「醜聞(スキャンダル)」

「醜聞(スキャンダル)」を見た。 李香蘭+三船敏郎のラブロマンスを想像してたが全く違った。 主人公は自称ゴキブリの悪徳弁護士演じる志村喬。 天使のような娘の死をきっかけに正義への心を取り戻す姿を描いている。 ラストの三船のセリフ 「僕たちは、星…

「静かなる決闘」

「静かなる決闘」を見た。 タイトルがジョン・フォードの「静かなる男」+「荒野の決闘」だったので、 剣劇物かと思ってたが、全く違った。 梅毒に罹った医者の内なる葛藤を描く、梅毒防止啓発映画の様な作品だった。 アクション映画という期待ははずれたが…

「八月の狂詩曲」

「八月の狂詩曲」を見た。 黒澤明の最後の映画。 こちらは、それなりに面白かった。 原爆ネタで、広島ではなく長崎を取り上げている。 溶けたジャングルジムや砕けた石の天使像など、見たことがない原爆の遺物が興味深かった。 原爆を落とした側のアメリカの…

「夢」

「夢」を見た。 難しかったというべきなのか? 何を伝えたいのか、理解できなかった。 笠智衆が黒澤映画に出ていた。 自称103歳の老人が奇妙な鈴を持って、踊りの行列に入って行くシーンが不思議だった。 「黒澤明・夢」二回目の視聴。 色々見えてくる。黒澤…

「まあだだよ」

「まあだだよ」を見た。 感想は無い。 面白い、面白くないということではなく、全く興味がなかった。 晩年の黒澤の興味は「老境」と「師弟愛」に向かうが、この映画は、内田百間を巡る師弟愛を描いている。 内田百間の事を知らないので、何故、これが師弟愛…

「どですかでん」

「どですかでん」を見た。 赤ひげから空白の5年を経て生まれたのが、黒澤初のカラー映画「どですかでん」である。 電車バカの主人公が画く電車の絵が美しくカラーで描かれ、スラム街との対比をなしている。 主演が「赤ひげ」での名子役 頭師佳孝ということも…

「どん底」

「どん底」を見た。 原作はゴーリキーの戯曲だ。 黒澤明は、監督でも演出でもなく、製作とクレジットされている。 解説本には「黒澤作品を第一作から観続けてくると、 特にこの「どん底」で監督が袋小路に入っているのを認めざるを得ない」とある。 そうかな…

「 生きものの記録」

「 生きものの記録」を見た。 興味のないテーマなので、これといった感想は無い。 解説本には「白痴」「生きる」「生きものの記録」は誠実な魂三部作、ともとれると書いてたが…?