マサオのシネマ日記 since2024

介護付老人ホームに入居中。DVDで毎日一本ずつ映画を鑑賞してます。

「Wataridori」

 

   

 

Wataridori」を見た。

圧巻の映像の数々、これってCGかと疑いたくなる実写の連続だ。

周りの鳥たちもカメラの存在を意識していない。

こいつは仲間だと思ってるのだろう。

群れをなし飛ぶ姿、隣にいるかのように飛ぶ姿、カメラは一羽の鳥になり、大陸を渡っていく姿を追う。

雪崩が見える。

銃に撃ち落とされる仲間が見える。

東ヨーロッパの工場地帯では、真っ黒な水で真っ黒になる。

やっとたどり着いたアフリカの海岸では、傷ついた仲間がカニの群れに喰われる。

壮大な物語だ。

アマゾンでは、とらわれた青いインコがくちばしでオリを開け、飛び出すシーンが入る。

これは本当に実写なのか?

撮影には膨大な人と時間がかけられたのだろう。

一人の少年が出演していた。

それを見た時、稲美一良の「ダッグ・コール」に出てくる少年の事が浮かんだ。