マサオのシネマ日記 since2024

介護付老人ホームに入居中。DVDで毎日一本ずつ映画を鑑賞してます。

2024-07-01から1ヶ月間の記事一覧

【番外編】 コクーン歌舞伎「佐倉義民伝」

「佐倉義民伝」を見た。 面白かった。 コクーン歌舞伎や平成中村座などの評判は聞いてたが見ていない。 舞台を観てない事が悔やまれる。 歌舞伎界にとって、演劇界にとって、勘三郎の死は大きな損失だ。 歌舞伎や演劇の事をよく知らないが、このコクーン歌舞…

【番外編】WOWOW「エベレスト、登れます。〜一般登山者とカリスマガイド究極の挑戦〜」

「エベレスト、登れます。〜一般登山者とカリスマガイド究極の挑戦〜」を見た。 面白かった。 国際山岳ガイド、近藤謙司。 こんな凄い人がいたんだなあ。 冒頭、甲子園浜でのシーンから始まったが、西宮市の人なのかなあ? 別名【冒険案内人】という事だが、…

「茄子 アンダルシアの夏」

「茄子アンダルシアの夏」を見た。 DVDの盤面の画を見た時、ジブリかなと思ったけど…違った。 自転車のロードレースで一本のアニメにしてしまうのは凄いなあ。 ロードレースのロードレース描き方は本格的だ。 隊列の組み方が図解されてたが、昔Nスペで見たツ…

【番外編】 「ER 緊急救命室」

「ER 緊急救命室」を見た。 これはTVドラマのシリーズものなのかな? 何編かあったがすべて見た。 DVDにA面、B面があることも知った。 いろいろな患者が運ばれて、それぞれにドラマがあり、救命室で働く医者たちにもドラマがある。 とにかく展開が速い! …

【番外編】 WOWOW「ホロヴィッツとの対話」

「ホロヴィッツとの対話」を見た。 三谷幸喜の舞台だと思ってなかったので戸惑ったが面白かった。 演劇を見るのは久しぶりだし、映像で見るというのは、初体験だった。 笑いがあり、感動がある三谷ワールドとはこういう事だったのだなあ! 客席から役者まで…

「マイ・ブルーベリー・ナイツ」

「マイ・ブルーベリー・ナイツ」を見た。 ニューヨークのカフェを舞台にしたオシャレな映画だった。 特に音楽が良かった。 この映画の監督ウォン・カーワイをはじめ、香港には良い監督がたくさんいる。 昔、リム・カーワイという映画監督と天六で呑んだ事を…

「マディソン郡の橋」

「マディソン郡の橋」を見た。 夫婦二人では見に行かない方が良い。 どうだった? と聞かれたら、上手く答えられない。 大人の恋を描いているのだが、彼らの選択が正しかったのか分からない。 アメリカはレディファーストと言いながら、実は男性社会である。 …

「おくりびと」

「おくりびと」を見た。 泣ける映画だ。 確かたくさんの賞を取り評判になった作品だ。 脚本の小山薫堂はWOWOWの「W座への招待状」でお馴染みだが、映画は初めて見た。 良い作家だなあ。 言葉のなかった時代の石文の話などが印象深い。 死ぬとわかっているの…

「ルディ」

今日から7月9日に到着したDVDシリーズに入る。 まずはイチオシの「ルディ」を見た。 面白かった。 映画は『これは真実の物語である』というクレジットから入る。 これがミソだ。 主人公・ルディは、頭が良い訳では無い。 運動能力が優れている訳では無い。 …

「神々と男たち」

「神々と男たち」を見た。 アルジェリアの修道院を舞台にした実話を再現した映画のようだが、 見終わって知らないことばかりだなあと気付かされた。 宗教やアルジェリアをもっと知っておけば、より深く理解出来たに違いない。 そもそもアルジェリアのことを…

「五つの銅貨」

「五つの銅貨」を見た。 “泣ける映画” 殿堂入り間違いナシの映画だ。 伝説のコルネット奏者レッド・ニコルズと家族の姿を描いている。 映画の中でルイ・アームストロングと一緒に演奏するリパブリック讃歌や聖者の行進が印象深い。 また、サッチモとニコルズ…

「ベルとセバスチャン」

「ベルとセバスチャン」を見た。 何度も見たくなる映画だ。 感動する要素がたくさんある。 主人公の少年セバスチャンは本当にカワイイ。 村人から野獣と呼ばれる野犬ベルは良いやつだ。 セバスチャンとベルの友情。 美しい山岳風景。 ユダヤ人をナチスから救…

「ソウル・キッチン」

「ソウル・キッチン」を見た。 最初、韓国映画だと思った。 キムチとかが出てくる映画? 「W座への招待状」でもそう言ってたが、僕もそう思っていた。 主人公はギリシャ人だと言うし、どんな映画かと見はじめた。 面白かった。 ソウルとはSOUL(魂)の事だ…

「 Mr.3000 」

「Mr.3000」を見た。 良い映画だ。 面白かった。 野球殿堂入の条件3000本安打を達成した男=Mr3000という話だと思わなかったけどね。 計算違いで3000に届かなかった選手が47歳で現役復帰するという設定がユニークだ。 野球殿堂入は記者の投票で決まるが、若…

「THE COVE」

「THE COVE」を見た。 和歌山県太地町を良く知る僕には、不快な映画だった。 その中で太地の住民は、犯罪者のように描かれている。 その住民を告発するようにカメラのナイトショットが多用されている。 住民は、自然愛護団体の活動を冷やかに見つめ、撮影禁…

【番外編】 NHKスペシャル「LAST DAYS / 坂本龍一 最期の日々」 

DVDを持って来てもらったので、どれから見ようかと悩む. まずは、「坂本龍一 最期の日々」を選ぶ。 「自然に還す」と自宅の庭にピアノを出す。 やがてそのピアノに雨が打ちつけ、雨だれの音が響く。 そう…すべては【音】… 「音楽ではなく音が必要だ」と坂本…

【番外編】 You-Tube 田原総一郎(90)の朝食

www.youtube.com 田原総一朗を見た。 90歳の一人暮らしを 侘しい と捉える人もいるだろうが、僕は羨ましいと思う。 自分の足で立ち、両手が使え、朝食も作れる。 何でも自分でできる そのこと以外に何が必要なのだろうか? 僕は一人では何もできない。 もうど…

「今宵、フィツジェラルド劇場で」

「今宵、フィツジェラルド劇場で」を見た。 昔のラジオ番組はこうして作られていたのだなあ、と面白く見れた。 生演奏で歌手がかわるがわる謳ったり、司会が提供スポンサーの宣伝コメントを読んだり、 リスナーからの手紙を紹介したりする。 6分足らないか…

「地上最大のショウ」

「地上最大のショウ」を見た。 面白かった。 当時のサーカスの熱狂ぶりが伝わって来る。 サーカスの舞台裏、その中に様々な人間模様が描かれている。 素晴らしい映画だ。 監督のセシル・B・デミルは大好きな監督だ。 チャールトン・ヘストンとのコンビは映…

「孤島の王」

「孤島の王」を見た。 ノルウェイ映画らしい。 最初、バイキングの映画かと思ってたが、全く違った。 孤島にある少年院の話だ。 1915年ノルウェイの実話ということだが、信じられない話だ。 少年たちが集団脱走した事が描かれている。 第一次世界大戦の時代…

「るろうに剣心」

「るろうに剣心」を見た。 封切り時、けっこう話題になってたが、無視していた。 今回、見てその判断が正しかったと思った。 これを映画館で見せられたら辛いなぁ。 最後まで見るのがしんどかった。 2回目を見た。 基本的に好きなテイストではないが、一生…

「モガンボ」

「モガンボ」を見た。 ジョン・フォード作品だ。 モテ男クラーク・ゲーブルに恋する二人の女の物語りだ。 女性の観客を意識したのかなあ。 よくできてる映画だと思うが、僕の趣味では無い。 僕は、クレメンタインを想う男の気持やシェーンのような男の美学の…

「雨に唄えば」

「雨に唄えば」を見た。 タイトルは聞いたことがあったが、想像してた物語とは違った。 しかし、抜群に面白かった。 映画がサイレントからトーキーに変わる時代の映画業界をコメディタッチで描いていて、 映画史的にも価値のある作品になっている。 当時の映…

「まほろ駅前多田便利軒」

「まほろ駅前多田便利軒」を見た。 面白かった。 瑛太と松田龍平がいいなあ。 不思議な二人組の謎が次々に解き明かされていく脚本が面白い! 続編を期待したくなる作品だった。 最後に、仙台の単館映画館が紹介されてたが、こんな映画館が全国に増えて欲しい…

「ローマの休日」

「ローマの休日」を見た。 何度も観たのだろう、知ってるシーンがたくさんあったが、退屈せずに見れるというのは、さすが名作だ。 浜村淳のお気に入りベスト3入る映画だ。 嘘を付くと噛まれる真実の口では、撮影の時ヘップバーンは本当だと思っていて、 ペ…

「溺れるナイフ」

「溺れるナイフ」を見た。 W座モノだ。(WOWOW「W座への招待状」) 冒頭では、“青春ごっこ”と語られ、エピローグでは、オジサンが見るのは辛い映画と語られている。 確かにそうかもしれない。 高校生の時、同級生に菅田将暉のような奴はいなかったし、こんな…

「風と共に去りぬ」

「風と共に去りぬ」を見た。 浜村淳が勧める映画ベスト3に入る大作だ。 主演はビビアン・リーだが、クランクインの時はまだ主演女優が決まってなかったそうだ。 映画は先ず、南北戦争で燃えるアトランタの町の撮影から始まったという。 その時、カメラはク…

「ヒミズ」

「ヒミズ」を見た。 以前から、園子温には注目していて、いつか見たいと思ってた。 初めて見たが、凄い映画だ。 タイトルのヒミズは日不見と書き、モグラのことのようだ。 陽(日)を見ない。 まさに、そんな作品だった。 救いがない。 人間の不条理。 重い…

「シャレード」

「シャレード」を見た。 スピーディーな展開の面白いサスペンス映画だった。 盗まれた金のありかは、ビンテージ切手だったというのは今や古典的手法だけどね。 ジバンシーの衣装、ヘンリー・マンシーニの音楽というヘップバーンの定番スタッフが揃っている。…

「レベッカ」

「レベッカ」を見た。 さすがアルフレッド・ヒッチコック! 最後まで見る者を引きつける上質のサスペンスだ。 まさにヒッチコック劇場というべき世界を展開している。 彼こそは、まさに映画史に残る巨人だ。