「夢」を見た。
難しかったというべきなのか?
何を伝えたいのか、理解できなかった。
笠智衆が黒澤映画に出ていた。
自称103歳の老人が奇妙な鈴を持って、踊りの行列に入って行くシーンが不思議だった。
「黒澤明・夢」二回目の視聴。
色々見えてくる。黒澤明の人類への警鐘が深い。
放射能に色を着ける技術開発をする人類を嘲り、鬼になってしまった人間を
このまま死ねずに生きざるをえないと警鐘を鳴らす。
マーティン・スコセッシがゴッホを演じていることも気付いた。
ゴッホの絵の中に入っていくシーンでは、今風のCGとの合成ではなく、
絵に描かれていた小屋や絵の具のタッチの凹凸を表現した美術セットとが合成されている。
斬新だ!