マサオのシネマ日記 since2024

介護付老人ホームに入居中。DVDで毎日一本ずつ映画を鑑賞してます。

「アラビアのロレンス」

 

    

 

アラビアのロレンス」を見た。

超大作スペクタクル歴史劇と呼ばれるにふさわしい。

前半は、美しい砂漠の風景に目を奪われる。

ロレンスは砂漠に住む多くの部族を率いて、第一次大戦下のオスマントルコと戦い、英雄となる。

戦闘地にアカバという港町が出てきた。

どこだろうと調べてみると、ヨルダン南部、紅海随一の港湾都市だという。

僕はアカバを空から眺めた事があるかもしれない。

初めてヨーロッパへ行った時、大韓航空の南回りで、紅海上を飛んだ時だ。

映画の後半は、国際舞台に振り回され、アラブとイギリスとの間で苦しむロレンスが描かれている。

アラブ人のように殺戮を繰り返すもアラブ人にはなれない。

ダマスカスをトルコ支配から解放するもアラブは1つにならない。

狂気…

砂漠は美しいと言ってたのが、砂漠には二度と行きたくないと口にするようになってしまう。

なんと悲しく壮大なドラマだ。