「マーダーボール」を見た。
原題を直訳すると「殺人球技」だ。
ローマ時代の戦士がコロセウムで死闘するような名前だが〝車椅子ラクビ―〟のことである。
この映画はカナダとUSAの車椅子ラグビー選手を中心に追いかけているドキュメンタリーだ。
選手一人ひとりが何故車椅子生活者になったのか、現在はどんな生活なのか が描かれている。
一言で言うと『障害者も健常者と変わらない』
性生活もあるし、恋人もいる。
もちろん子供の親にもなれる。
歩けないことで、ガラス細工のように扱われがちだが、車椅子ラグビーは違う。
健常者も怖じ気づく激しいコンタクトスポーツだ。
パリ・パラリンピックの前にこの映画を見てたら、もっと観戦を楽しめただろう。