マサオのシネマ日記 since2024

介護付老人ホームに入居中。DVDで毎日一本ずつ映画を鑑賞してます。

「 180°south 」

           

 

「180°south」を見た。

この映画はドキュメンタリーのようだったが素晴らしい作品だった。

南米のパタゴニアを目指す旅が描かれているが、その風景が雄大だ。大きなスクリーンで見たかった.

旅の途中に寄港したイースター島も美しかった。

波の美しさは絶品で、サーファーが集まるはずだと思った。

イースター島には〝ムー大陸〟伝説があり、モアイ像で有名だが、

そのモアイ像が自然破壊の遺物だと知る事が出来た。

この映画は、自然環境の破壊を憂う作品だ。

パタゴニアへの旅〟を産業化前のアメリカを旅するようだと言い、

美しい海岸に立つパルプ工場や大都市・サンティアゴのイルミネーションを映して行く。

古来より人が自然と生きて来たパタゴニアは、どうなってしまうのか。

美しい川は、ダムでせき止められるのか。

作中こんなセリフがあった。

『自然がなくなれば、人類は滅びる』

〝文明により滅びた島・イースター島〟生まれの女性がギターで唄う歌が心に響いた…!