「180°south」を見た。
この映画はドキュメンタリーのようだったが素晴らしい作品だった。
南米のパタゴニアを目指す旅が描かれているが、その風景が雄大だ。大きなスクリーンで見たかった.
旅の途中に寄港したイースター島も美しかった。
波の美しさは絶品で、サーファーが集まるはずだと思った。
イースター島には〝ムー大陸〟伝説があり、モアイ像で有名だが、
そのモアイ像が自然破壊の遺物だと知る事が出来た。
この映画は、自然環境の破壊を憂う作品だ。
〝パタゴニアへの旅〟を産業化前のアメリカを旅するようだと言い、
美しい海岸に立つパルプ工場や大都市・サンティアゴのイルミネーションを映して行く。
古来より人が自然と生きて来たパタゴニアは、どうなってしまうのか。
美しい川は、ダムでせき止められるのか。
作中こんなセリフがあった。
『自然がなくなれば、人類は滅びる』
〝文明により滅びた島・イースター島〟生まれの女性がギターで唄う歌が心に響いた…!