マサオのシネマ日記 since2024

介護付老人ホームに入居中。DVDで毎日一本ずつ映画を鑑賞してます。

「天然コケッコー」

   

 

天然コケッコー」を見た。

面白いと思うのだが、少女漫画の世界感が溢れていて、正直、戸惑った。

漫画家・くらもちふさこの少女漫画が原作である。

舞台は島根県浜田市

小学校と中学校が同じ校舎で、全校生徒は7人という学校だ。

中学生は幼い少女のおしっこの世話をする。

みんな一緒に海へ泳ぎに行く。

村全体が一つの家族のような深い関係性を持っているムラ社会だ。

そんな村に東京から転校生の男の子がやって来る。

村の女の子とのラブストーリーがある。

東京への憧れがある。

でも、修学旅行で訪れた東京では忙しなく動く人の多さに戸惑い、〝田舎の方が落ち着く〟と気づく。

転校生の男の子は高校は東京へ行くと決めていたが、結局、彼女と同じ地元の高校へ進学する。

いつまで〝田舎〟はあるのだろう。

村祭りで見たヤマタノオロチ

美しい海。

これらは〝映画〟の中だけに残って行くのだろうか。