マサオのシネマ日記 since2024

介護付老人ホームに入居中。DVDで毎日一本ずつ映画を鑑賞してます。

「 KCIA 南山の部長たち」

    



KCIA 南山の部長たち」を見た。

朴正熙暗殺事件を題材にした映画だが、フィクションとしか思えない内容だった。

KCIA大韓民国中央情報部。

恐ろしい組織だと思っていたが、これほどだったのか…韓国の闇は深い。

歴代の大統領をみても、政権を追われ罪を訴追されている。

朴正熙は〝漢江の奇跡〟と言われた戦後復興をなした大統領だったが、このように暗殺されている。

この映画は実話のようだが、自分の事を閣下と呼ばせていたことや

「君のそばには私がいる。好きなようにしなさい。」と殺人教唆をくり返すさまは恐ろしい。

〝革命の裏切り者〟として暗殺されたのも仕方がないのかもしれない。

KCIAはこれからも韓国の闇の仕事を請け負って行くのだろうか…

 

ぷよねこ談

KCIA金大中大統領の時に解体され、国家情報院という名称に変わったので存在はしない。今の韓国映画を見ると業務そのものは諜報活動(治安工作)なので変わってはいない。体質がどうなっているかは不明。