マサオのシネマ日記 since2024

介護付老人ホームに入居中。DVDで毎日一本ずつ映画を鑑賞してます。

「迫り来る嵐」

    

 

 

「迫り来る嵐」を見た。

よくわからない所もあるが、面白かった。

1997年の中国のとある町が舞台だ。

1997年と云えば、香港返還・天安門事件があった年。

鄧小平の改革開放路線が進められていた。

映画の中でも古い工場が建て替えの為に爆破されるシーンが印象的だった。

物語自体は暗く重たい物で、色の無い街や人に雨が降り続いていた。

中国モノなので、もっと国威発揚系を想像していたが、フランス映画のようにシュールな作品だった。