マサオのシネマ日記 since2024

介護付老人ホームに入居中。DVDで毎日一本ずつ映画を鑑賞してます。

「キンキーブーツ」

    

 

「キンキーブーツ」を見た。

イギリスの田舎町ノーサンプトンにある靴工場をモデルにした実話だ。

物語は経営難の工場を継いだ息子が、会社を立て直すという話だが、

その方法がユニークだ。

会社は紳士靴の売り上げが落ち込み倒産寸前になっている。

そこで新しい市場開拓を狙う。

女装するゲイボーイのための〝丈夫でセクシーなブーツ〟を作ることにしたのだ。

ゲイバーの歌手をデザイナーに迎え、ミラノコレクションへの出展を目指したのだ。

しかし、都会と違い田舎町でのこと。

性的マイノリティには〝偏見〟がある。

しかし、工場の靴職人たちは、偏見を捨て、工場再建の為に一つになっていく。

心の行違いはあったが、ミラノコレクションにたどり着く。

そして、ショーの開幕。

ロンドンのゲイバーから、ダンサーたちがやって来る。

ボーイの靴デザイナーが唄う。

人間には〝男〟〝女〟そして、〝隙間を埋める人〟がいる…

映画は『ノーサンプトンのキンキーブーツ工場の人々に捧ぐ』で終わる…。