マサオのシネマ日記 since2024

介護付老人ホームに入居中。DVDで毎日一本ずつ映画を鑑賞してます。

「素晴らしき日曜日」

 

素晴らしき日曜日」を見た。

映画は良かった。

秀作だなあ。

 

 

この本には「貧しい恋人たちが日曜日をどう過ごしたかという愛すべき小品」と紹介されている。

当時の風俗もよく分かる。

この映画の着想は、映画の父 D・Wグリフィスの「素晴らしき哉、人生!」から得たと黒澤が語っている。

本の章題にあった無名の新人たちというのは、この当時、組合活動が盛んで東宝ストなどがあり、

有名俳優をキャスティングできなかったからだろう。

ちなみにこの作品の前年、東宝第一期ニューフェースの募集があり、それに応募して来たのが三船敏郎だった。

こうして「野良犬」に始まる黒澤&三船のゴールデンコンビがスタートする。